Roux Method - 簡単なSB手順の作り方

この記事はSpeedcubing Advent Calendar 2016の10日目の記事として書かれています。
昨日の記事はあっきさんのRouxerの4x4x4解法についてでした。
明日の記事はてらださんのChamply: 目隠し練習用スクランブルアプリになります。

■序文


この記事ではRoux MethodのSBにおける簡単なSB手順の作り方について書きます。
簡単に簡単なSB手順を作る方法について書きます。

ルーメソさんの簡単なSB手順教室、はじまるよー!

※このページでは、世界標準配色、D面白で解説します。念のため。

目次にすすむ


■目次


 ▶序文
 ▶コツ・ポイント
 ▶SB手順におけるセットアップについて
 ▶二層回しとM列を活用できるパターンの例
 ▶開始面を変えると手順が短くなったりいい感じになる例
 ▶終わりに
 


■コツ・ポイント


いきなり結論から言ってしまうと、ポイントは
・セットアップをしてみる
・二層回しやM列を活用する
・開始面を変えてみる
・もっと短い手数で処理できないか試してみる
の4つになります。

それだけなんですが、それだけで終わるとあまりにもアレなので、以下にいくつかの例を書こうと思います。

目次にもどる


その前に

■SB手順におけるセットアップについて


というより、ほぼこの記事での使われ方。
セットアップと言うのは、手順を使うためにパーツを特定の位置まで移動させることです。セットアップ→手順→逆セットアップ(手順を使うために動かしたところを逆の動きで戻す)というように使われます。
SBにおいては逆セットアップは必要ないことが多いです。

難しく考えないで、「ここ、こうやって動かしたらこの手順が使えるなー」みたいな認識で大丈夫です。

目次にもどる


■二層回しとM列を活用できるパターンの例


visualcube1.png
たとえばこのパターン
CFOPだと R U R' U2 R U' R' U R U' R' とかそういう手順で処理することになるんだろうと思いますが(僕はよく知らないです)、SBだと
M U r U' R'
の5手で処理できます。
visualalgs1.PNG
この手順の仕組みは、
M U M' セットアップ&ペアリング
R U' R' スロットイン
なのですが、M'とRは同時に処理できるので、rになります。

目次にもどる


■開始面を変えると手順が短くなったりいい感じになる例


visualcube2.png

F2Lだと U' R U R' U F' U' F のような手順で処理することになると思います。(僕はよく知らなry)
この手順の開始面を変えてみましょう。
U2 R U M' U R'
visualalgs2.PNG
短くなる上に、回しやすく(主観)なります。
この手順の仕組みは、
U2  AUF
R U セットアップ
M'  ペアリング
U R' スロットイン
になります。


余談ですが、僕はちょっと前までこのパターン用の手順として
R U R' M' U R U' R' U R U' R'
を使っていました。
visualalgs3.PNG
一年前、Rouxをはじめたばかりの頃に見つけて、これより短くて回しやすい手順はないと思い込んでしまいました。CFOPのF2L用の手順もRU'R'U2y'R'U2RUR'U'Rしか知りませんでした。だから、「F2Lだとめんどくさいパターンです」と書くつもりでいたのですが、他に手順がないか調べたら、とても短い手順が見つかりました。おまけに回しにくいわけでもなくて、ついでに開始面も想定していたのと違った()
なので、このように無理矢理な感じになってしまいました。

目次にもどる


■終わりに


ここまで、手順の作り方について書いてきました。
ですが、SBでいちばん大切なのは手順ではなく、その考え方だと思います。
一つの手順に拘っていたら無駄が増えます。たとえば、二層回しとM列を活用できるパターンの例で紹介したMUrU'R'もU2された状態で出てきたら、rUMUR'で処理できます。この場合、U2をするのは無駄でしかありません。
visualalgs4.PNG


究極的には、手順にはとらわれない、自由なブロックビルディングができるようになるのが一番だと思います。できるようになるのがと書きましたが、練習していたらある程度のレベルになると割りとできるようになります。世界トップレベルの人たちの中には、インスペクションの時点でF2Bの大半を読み切って、FBの回し方を調節して最適解に近い処理で揃える人もいます。そのレベルになると、一つの手順なんて些細な問題です。

終わり。
目次にもどる


※この記事の中のキューブの画像は、roudaiさんのVisualCube Editorと銀杏さんのVisualAlgoを使って作成しました。
posted by ルーメソ at 00:00Comment(0)Roux

この記事へのコメント